チャレンジを続ける
現場にとっても、
品質保証は
最後の砦。
CAREER
入社のきっかけと、現在までのキャリア「毎日が初日」
と思うほど、
多種多様な製品を
検査。
この会社に来る前は、大手重工メーカーの協力会社で発電設備の部品などの検査業務を担当していました。現場での仕事は楽しかったのですが、管理する側の部署へと異動となり、その部署での仕事が自分自身にはあまり向いていないと感じる機会が増えていきました。そこで地元で検査業務ができる会社への転職を考え、大日製作所にたどり着いたのです。会社に対する最初の印象は、「さまざまなお客様の製品をつくっているなあ」ということ。ただ、入社して実際に検査業務に携わるようになると、「ホームページに記載していた製品や取引先も、ほんの一部だったのか」と驚かされることになりました。現在は入社2年目ですが、本当に「毎日が初日」というくらい、次から次に新しい製品の検査を担当しています(笑)。ちなみに、私たちの製品における品質保証は図面に記されている数値通りになっていることはもちろん、製品表面の仕上げのなめらかさといった見た目も求められます。この部分は納品する会社によって志向や程度が異なることもあり、それぞれの会社ごとに把握しておく必要があります。また、そうしたお客様ごとの要望や品質に対するフィードバックをどう現場に戻していくかも、私たちの大切な仕事。出来るだけ具体的に伝えられるよう、お客様先へのヒアリングも丁寧に行うようにしています。
挑戦
今挑戦していること、その壁お客様の製品や
検査に対する期待も
より大きなものに。
私たちが検査する製品の種類は毎日、何十種類。既存製品の検査もあれば、大日製作所として初めて納品する新規製品の検査もあります。やはり検査といえども、新規製品の場合は緊張しますね。図面に書かれているいくつもの要求を漏れなく読み込み、検査のポイントを事前に予測立てた上で機械加工の現場とも共有します。とくに最近では、他社ができないような複雑な機械加工を得意とする当社に対して、お客様からの要求やその要求に応えてくれるだろうという期待値自体もより高いものになっているため、品質保証の検査もどんどん高度になっています。しかし、大日製作所にしかつくれない製品を検査し、「これで納品しよう」と許可したものが、お客様先で「OK」をもらえたときは本当にうれしいですね。昨年も、発電所設備の圧縮機という難易度の高い検査を担当したのですが、前職でこの製品の機械加工の難しさを知っていただけに検査も力が入りました。大日製作所にとっては、私たち品質保証部がチェックの最後の砦です。ここで不具合を見逃してしまうと、会社の信用にも傷が付きかねません。製作チームと品質保証チームがそれぞれの役割を果たしながらタッグを組むことで、より新しいチャレンジができる環境を整えていきたいですね。
ATTRACTION
今後、会社の魅力品質保証部の
果たす役割を
広めていきたい。
今年、私自身は52歳になるのですが、本当に毎日、飽きることはありません。新しく覚えることや挑戦することが多すぎて、老け込んでいる暇もないのです(笑)。きっと、今の会社の勢いや社長のチャレンジ精神を見ていると、この先も振り返るタイミングがないくらいずっと走り続けていくのだろうなと思います。でも、それが楽しみで仕方ありません。思い切って転職して、本当に良かったですね。これからの目標は、前職では管理の仕事に相性の悪さを感じていましたが、改めてマネジメントを学び、品質保証を組織として強くしていきたいと考えています。さらに、品質保証部は当社において、それぞれの部署をつなぐ役割も担っていけるはず。お客様からのさまざまな情報を共有し、どう社内を動かしていくか。そうしたつなぎ役としての機能も果たしていきたいと考えています。そうして、私たち品質保証が社内をつなぎ、最後の砦となることで、最前線の現場が常に新しいことにチャレンジし続ける環境を整えることができたらと考えています。
PEOPLE
先輩たちの
これまでとこれから